県立広島大学 助産学専攻科の授業を紹介する。
科目名:新生児・乳幼児学
担当:作業療法学コースの小児科医 山下美保先生
本科目を通して、以下の3つの目標を掲げている。
①新生児から乳幼児の生理的な身体的,神経学的変化や発達経過について総合的に学び,適切な観察と対応について理解する。
②低出生体重児を含む新生児および乳幼児期に起こりやすい疾患の病態生理がわかった上で、その予防対策と発症時の処置について理解する。
③助産師の出産時の適切な技能の理解に加えて、子育て支援の役割についても理解する。
授業では、PBLの方法を用いて展開され、
事例のProblemを順番に挙げていく。考えられる診断を次々に、挙げていく。
次の授業では、PBLの事例の中から、各自がLearning Issueとして調べたものをプレゼンテーションする。プレゼンテーション後は、他の学生からの質問や感想、教員からのコメントがあり進んでいく。
このディスカッションでさらに学びが深まっている。
読み手:大学生、高校生、保護者
書き手:助産学専攻科の教員