結婚13年目にして授かった子供の小学校入学を機に、25年勤めた航空会社を退職し、子育てに専念する予定でした。ところが、第二の人生を始めようとした矢先の数年の間に、大切な人5人を亡くしました。私や子供を残して死ぬはずがないと思っていた最愛の主人を亡くし、命の尊さや終活の準備をすることの大切さを知りました。その後一人で子供を育て、その子供も、来年には20歳を迎えます。これを機に自分の第二の人生を始めたいと思い、昨年は終活の活動をするうえで欠かせない人生設計に役立つFPの資格を取りました。しかしながら、子育てを一人頑張っていた間に時代はすっかり変わってしまいました。私の中では主人が亡くなった10年前に時は止まっており、X、Instagram、ブログ、ましてやFacebookでさえも発信の仕方がわからないような状況におちいりました。
そんな折に、七里さんのChatGPT活用のセミナーに出会いました。真っ先に私の中でひらめいた諺が、「明日ありと思う心の仇桜」でした。意味は、明日もあるだろうと思って油断していると、はかない桜のようにチャンスを逃してしまう、という人生の無常を説くことわざです。来年還暦を迎えますが、人生100年時代に突入した今、この先取り残されることのないように、第二の人生頑張ってみようと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。